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ペットのための災害対策

インスタの方ではお知らせしておりましたが、先週より「杉並どうぶつ相談員」として活動するために「杉並どうぶつ相談員講座」を受講しております。

2年前からずっと受講したいと思っていたこの講座。当時、平日フルタイムで働いていた私。毎週、平日の日中に受講するのは難しく断念していたのですが、シッターとなった今年。2年越しにやっと受講することができました?

各授業の講師陣は、色々なところで名前を拝見する有名なメンバー。お金を払ってでもお話を聞きたい方々ばかりなのに無料で受講できるなんて、Viva!杉並?毎回2時間、聞き漏れがないように喰いつくように受講しております?

今回のテーマは「ペットのための災害対策」。

過去の震災時のシェルターや避難所に併設されたペットハウス、仮設住宅などをたくさんの写真でご説明いただきました。
ケージ暮らしが長くなると、ストレスで血尿や血便を出す子もいたそうで、長期化になると犬舎や猫舎を建てて救援に当たっていたそうです。
あるものを使ってなんでも作っていたそうで、猫ちゃんケージには板を切って針金で止めてロフトを作ったり、日中はプレイルームで自由に動けるようにキャットタワーやキャットウォークの棚なども作って、少しでも快適に過ごせるように工夫されていらっしゃいました。

動物のためにボランティアというと、散歩やご飯あげなど実際に動物に触れる作業を想像しがちですが、実は洗濯や掃除、ご飯作りや事務作業など動物に触れない仕事もたくさんあるそうです。特にDIYができる方はキャットタワー作ったりなどの住環境改善の作業でとても重宝されるそうですよ?

杉並区では災害時には「負傷動物救護所」という災害でケガをした動物のための簡易医療施設が5カ所設置されます。
簡易医療施設なので手術、入院は無理ですし、フードや水、療法食、処方薬がこちらでいただけるわけではありません。しかし、ここに行けば獣医さんがいるということを知っておくことで、非常時に少しでも助けになるのではないでしょうか。杉並在住の皆様は、避難所の場所にプラスして救援所の場所も是非チェックしていただきです?

※「負傷動物救援所マップ」と付随したQ&AはコチラでDLできます。

ちなみに私は自宅のそばの場所はもちろん頭に入れておりますが、シッティング訪問中に震災が起きたときも想定して、スマホにマップをDLして保存しておりますよ?

もう一つ、是非目を通していただきものが。

環境省が作成している「人とペットの災害対策ガイドライン」。・・・と言いたいところなんですが、これはかなりボリューミーなものらしいのです?

そこで、その中から重要な部分を抜粋した一般飼い主向けの人とペットの災害対策ガイドライン「災害、あなたとペットは大丈夫?」。
特に同行避難のフロー図と「あなたはAさん?Bさん?」というAさん・Bさん、2人を例に災害発生からの1週間を比べているページはとてもイメージがつきやすく、一度読んでいただけるととてもためになるかと思います。

※「災害、あなたとペットは大丈夫?」はコチラでDLできます。

まずは自助、そのあとに共助、公助があるということです。
人に頼るのではなく、愛猫ちゃんの命は自分が守る!の気持ちで日ごろの備えをしていきましょう♪
そして、備えはフードや水といった「モノ」だけでなく、「知識」も備えです。
機会があったら「知識」の備えもしていきましょう?

 

 


杉並区・中野区・新宿区・渋谷区・世田谷区の猫専門ペットシッター「キャットシッターねころ陽」は猫のための「温灸」・「ハーブボール」の施術も行ってます。