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猫ちゃんのための、猫ちゃんだけの供養祭

虹の橋

先週の土曜は北烏山にあるキャットPaPaさんで開催された
「猫ちゃんのための、猫ちゃんだけの供養祭」に参加してまいりました。

クリスマス?に亡くなったあんずの初めての法要です。

あんずが虹の橋へ「住所変更」するお手伝いをしていただいたキャットPaPaさんは
名前でおわかりのように猫専門の虹の橋住所変更お手伝い会社さんです。

なので、もちろん供養祭も猫ちゃんONLY?

猫の供養祭猫の供養祭
(左から3つ目があんずの卒塔婆)

供養祭にはたくさんの方が来られていました。
「虹の橋の愛猫ちゃんのために」とこの会場にいらっしゃってる方は、
迷うことなく、もれなく全員愛猫家の方々ですよね。

この会場にいる人すべてが猫ちゃんを愛する方々。
そして会場にはきっとそれぞれの愛猫ちゃんが集まっている。
そう思うと、なんだか会場中があったかい空気に包まれているような気がしました。

あんずがたくさんのお友達と走り回っている姿が想像できます?

法要は法華宗の常福寺さん。お経は「南無妙法蓮華経」です。
そして、そのあと引き続いて行われる法話は京都の知恩院からお越しいただいた浄土宗の住職さん。
お経は「南無阿弥陀仏」。

すごくないですか?
京都の住職さんも「【南無妙法蓮華経】と唱えた後に【南無阿弥陀仏】と唱えるのはここぐらいのものだよ」
とおっしゃってましたが、私もびっくりしました。

でも、このことが私にとっては「ちゃんと猫ちゃんのための法要だな」と嬉しく思えたことなんです。

だって、うちのあんずには宗教なんて関係ないですもん。
「南無妙法蓮華経」だろうが「南無阿弥陀仏」だろうが「アーメン」だろうが。

「おじちゃん、何言ってるの?それ何?呪文?あ!分かったガイコクゴってやつでしょ?」
「あーちゃん分かんないんだけどぉ?」ってブツブツ言ってそうです?

実際、キャットPaPaさんではクリスチャンのご家庭もご利用されているそうなんです。

人間のためではなく、猫ちゃんの法要だからこそ宗教などのしがらみなく、
ただ虹の橋で元気に過ごしている愛猫ちゃんをみんなで想い、
そして私たちとともに過ごしてくれた愛猫ちゃんに感謝をする。そんな風に思えました。

法話と聞くと堅苦しく難しく、つまらないものと思いますよね。
しかし、京都知恩院からお越しの田中住職さんの法話は全く違いますよ!

クイズあり、歌あり、そして法話の内容は松潤&上野樹里さんの映画「陽だまりの彼女」

↓ここから陽だまりの彼女のネタバレがありますのでお気を付けください。


住職が「陽だまりの彼女」のストーリーを語っていくのですが、実はヒロイン真緒の正体は猫。
主人公に会うために人間になって現れました。しかし、猫の寿命には逆らえず、25歳になって亡くなります。
もう自分の命が長くないと知った真緒のセリフ「でもね、まだ生きたい」。
このセリフを住職が話された瞬間、涙がドワーっと溢れました
周りを見ると私だけでなく、たくさんの方が目に涙をためてました。

ここにいる方はみんなお別れを経験している方なので、このセリフは胸にズキーンときますよね

真緒が亡くなる時に「今度生まれ変わってもまた見つける。まだ8回もチャンスがあるんだもん」というセリフがあるのですが、これが本当に救われますよね。「猫は九生をもつ」ということわざからのセリフです。
我が家も現在一時あんず不在ですが、近いうちに「ごめんごめん!着替えに手間取っちゃって~」って戻ってくるんだろうなぁ、なんて、今から楽しみにしてます


私はこの映画のことを全く知らなかったのですが、今回の法話でこんな素敵な映画を知ることができて良かったです。来年の法要も楽しみです?

また、あんずのおかげで素敵なお話が聞けて、素敵な時間を過ごせました✨
やっぱり、あんずはすごいな。良い子だなぁ。(親バカですみません?)

 

 


杉並区・中野区・新宿区・渋谷区・世田谷区の猫専門ペットシッター「キャットシッターねころ陽」は猫のための「温灸」・「ハーブボール」の施術も行ってます。