お留守番猫さん

にゃんちゃん 7日目

にゃんちゃん

にゃんちゃん(8歳)のシッティング最終日7日目です。

昨日、とっても仲良くなれた(気がする)にゃんちゃん?
今日はどうかなぁ~?

部屋に入るとこんな感じでゴロゴロしだしました。
にゃんちゃん

お!今日もご機嫌よいのかな?待っててよ~!トイレとご飯の用意したら遊ぶよぉ~!

トイレ掃除を始めると、今日も昨日と同じくトイレの横にネズミのおもちゃ?
気に入って遊んでくれたんだね?ありがと?

今日もちゅーるのお時間です?
やっぱりガフガフ言いながら食べてる。ホント可愛い?

私のちゅーるを絞るタイミングが遅いらしく、自分でパウチをガブガブし始めちゃいました?
師匠すみません。。。?

そして、食後は毛づくろい

さぁて遊びますか❓とおもちゃを振って誘うと。。。
今日は「うるさいニャ!?」とお怒り。

まぁまぁ、そういわずに?と再度誘ってみると。。。
「うるさいっていってるにゃよ!?」とマジギレされちゃいました?

昨日仲良くしてやったからって調子にのるな!ということなのでしょうか。
猫好きさんならわかってくれると思いますが、こういうところも猫ちゃんの素敵なところですよね。
一筋縄ではいかないところ。毎日違う顔。だからこそ毎日が楽しいんですよね。

最終日には「帰らないで~?」という展開でもあるかと、ちょっとだけ期待していましたが、いい意味で裏切ってくれる厳しい師匠でした。

この1週間。正直、にゃんちゃんの激しい威嚇に、シッターとしての自分の力のなさを思い、心が折れそうな日もありました。
毎晩、撮影したにゃんちゃんの威嚇姿を見て、にゃんちゃんの気持ちを理解できるヒントがないか遅くまで勉強・研究していました。

でも、シッターは別に猫ちゃんと仲良くなる職業ではないということを思い出しました。
依頼されるご家族は、仲良く遊んでできればコーミングや爪切りなどできる限りのことをしてもらいたい。そう思ってらっしゃると思います。それは、ご家族として当然の思いです。

しかし、「ストレスのない普段通りのお留守番」のために、ペットホテルに預けるのではなくシッターを依頼され、私も「ストレスのない普段通りのお留守番のお手伝い」をしたいと思っているのに、無理に遊んだり長居をしたり撮影をするのは違いますよね。

にゃんちゃんのご機嫌取りをすることにばかり気がいっていた前半。にゃんちゃんにストレスを与えていたであろうと思うと、心が苦しくなります。

自分で言うのもなんですが、私は意外と猫ちゃんに好かれる体質のようで、初日は威嚇していても2日目くらいからは大体威嚇されなく、遊ばないと言われている子でも一緒に遊べたりします。シッターとしては恵まれた体質だと思っています。ですので、「猫ちゃんと仲良くなる方法」について頭を悩ませたことがあまりありません。

しかし、今回そんなある意味、「プライド」を壊してくれたにゃんちゃん。本当に師匠です。
「お前、調子に乗んなよ?」と私の高くなっていた鼻を見事に折ってくれて、新たにいろんなことを教えてくれた師匠。頭があがりません。本当ににゃんちゃん宅へ足を向けて寝れないです?

にゃんちゃん宅とは家も近いので、また会いに行きたいなぁ。(にゃんちゃんは迷惑に思うかな?)

ちょっぴりにゃんちゃんロスの私です?

 

 

 


杉並区・中野区・新宿区・渋谷区・世田谷区の猫専門ペットシッター「キャットシッターねころ陽」は猫のための「温灸」・「ハーブボール」の施術も行ってます。