あんずです。
キャットシッターねころ陽はこの子が立ち上げたと言っても過言ではありません。
私がキャットシッターという職業を知ることになったのも、キャットシッターを目指すことになったのも、猫のための温灸やハーブボールのサービス提供をしようと思ったのも全てがこのあんずがきっかけです。
あんずは生後1か月の時、おれおを含め兄弟猫5人で保健所に連れていかれるところを保護され、縁あってあんずとおれおが私の家族になりました。(おれおの話はこちら)
我が家に来て早々からよく吐く子で、病院で検査をしても特に問題なしと言われて制吐薬や胃腸薬などを出されるだけでした。
当時の私は動物病院=西洋医学しか病気を治す手段を知らなかったため、何の疑問も持たず出された薬を飲ませ、また吐くようになったら病院に行き、また薬を飲ませる、、、を繰り返していました。
嘔吐の症状で通院しながらも、「リンパにしこりがあるような気がする」や「腎臓の大きさが片方小さいかな?」などと言われたのですが、リンパの検査も数値的には問題がなく、腎臓もやや小さいけど腎臓機能の検査は問題がありませんでした。
そんなことが続いて、あんずが2歳を過ぎた頃、急激に体重が減り、目の瞳の大きさが左右で違う気がすると思い病院に行ったところ、片目が網膜剥離を起こしていることが分かりました。またしても網膜剥離の原因も分からず、体重減少の理由もわかりませんでした。
この後、検査のために病院を転々としましたが、結局病名も分からぬままでした。
2017年のX’masに虹の橋へ旅立ちましたが、亡くなる10日前まで普通に過ごしていて、まさか2018年をおれおと二人で迎えるなんて思っていませんでした。そして、最期まで何が原因であんずが亡くなったのかはわかりませんでした。
あんずは3年という短い猫生でしたが、まるで私をキャットシッターに育てるために生まれてきたのかというように、子猫の育て方から、最期は介護方法まで、猫生の全てをかけて私にいろんなことを教えてくれました。
この子がキャットシッターへの道を導いてくれた話はこちら
杉並区・中野区・新宿区・渋谷区・世田谷区の猫専門ペットシッター「キャットシッターねころ陽」は猫のための「温灸」・「ハーブボール」の施術も行ってます。